Z.R.C.について

常温亜鉛めっきZ.R.Cは、1952年にゼットアールシー・ワールドワイドの親会社であるノーフォークコーポレションと米国海軍との共同開発により開発されました。以来、米国はもとより世界各国で建造物、船舶、橋梁等に使用され、抜群の防錆効果をあげています。Z.R.Cは常温で塗布するだけで、溶融亜鉛めっき(HOTDIP-GALVANIZING)と同等の防錆効果が得られる常温亜鉛めっき(COLD-GALVANIZING)剤です。鉄を錆から守る方法として、その耐久性と経済性に加えて多くの利点を兼ね備えており、分野を問わず利用されています。

Z.R.C.とは

Z.R.Cは1液性の液体混合物で、乾燥皮膜に重量比で95%の高純度亜鉛を含みます。Z.R.Cの表面には、亜鉛の保護作用により緻密な錆の薄膜が作られ、それが保護皮膜となり鉄の腐食を防ぎます。

Z.R.C塗装に傷がついた時も、亜鉛の犠牲防食作用によりイオン化傾向の大きい金属(亜鉛)が犠牲になり、鉄より先に溶解しイオン化傾向の小さい金属(鉄)の腐食を抑制します。

Z.R.C.工法

ゼットアールシー・ワールドワイド社は財団法人日本建築センターにおいて、建設技術審査証明(建築技術)を海外企業として初めて取得しました。
Z.R.C工法とは建築物の鉄骨部材に素地調整をした後、Z.R.Cを常温で塗布する工法です。
乾燥皮膜76μm以上塗布することにより常温亜鉛めっきJIS H8641HDZ55(550/m²) と同等の防食性能を有すると認められています。
・平成7年11月取得 審査証明第9506号
・平成22年11月BCJー審査証明-89号更新
・原則としてZ.R.C工法研究会会員による施工・管理となります

ISO9001認証取得

ゼットアールシー・ワールドワイド社は、品質保証システムの国際規格であるISO9001の認証をU.L(アンダーライター研究所)より取得しました。

・平成8年4月 FILE No.A3901
・平成9年6月 (財)日本品質保証機構(JQA) 登録証番号JQAー1764

日本防錆ではショットブラストからZ.R.C加工まで一貫して行います。

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棚橋鋼材株式会社
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